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関西人は東京人の「だよね」が生理的にムリ? 「彼氏に言われるたびにウウッ!となって別れた」という女性も

2018年07月14日 11:01  キャリコネニュース

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関西弁がウザい、うるさいという東京人の声はよく聞くが、逆のパターンも存在する。7月10日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)では、関西人が嫌いな東京人のフレーズが紹介された。

番組では大阪での街頭調査を元に「関西で使ったらダメ!ランキング」が発表され、1位は「だよね」だった。筆者は大阪人だが、「だよね」はテレビからしょっちゅう聞こえてきて慣れている。何とも思わない気はするが、「生」で聞いたら若干違ってくるのかもしれない。(文:みゆくらけん)

関西人の前で「平気」もNG? 「なんかむかつく」「そう言われると寂しい」

街頭インタビューを受けた関西人は「だよね」が嫌いな理由について、「生理的に受け付けない」と答える人が多かった。関東の人と付き合っていたという女性は「『~だよね』って言われてウゥッ!となってそれが嫌で別れました。イケメンでも関係ない」と話す。2位は「~じゃん」というフレーズで、

「男の人が使うと女々しく感じる」
「受け付けない」
「(モランボンの)焼肉のタレみたい」

との悪評が。そして3位は「平気(だよ)」。「大丈夫」という意味で使う「平気だよ」にモヤモヤするということだが、「なんかむかつく」「そう言われると寂しい」との声が寄せられた。

「大丈夫」と「平気」、意味としては非常に近いが、「大丈夫」が相手を安心させる言葉であるのに対し、「平気」には「そのぐらいどうってことないでしょ」と突き放すような冷たい印象があるのかもしれない。

VTRの中では「大阪人は温かいねん。向こう(東京)の人間は冷たいんや」と豪語する声も出ていたが、関西人は東京人に対してそう感じている人が少なくないイメージはある。

静岡出身・鈴木砂羽は「でも『やんなァー』とか使ったら嫌がれる」と困惑

静岡県出身の番組ゲスト・鈴木砂羽さんは「私たちからすると、じゃあどっち使ったらいいんだろうって」と話し、

「(私は)関西に行って『じゃん』ってあまり言ってないんだけど、頑張って合わせて『やんなァー』とか使ったら『使わんでそんなん。気持ち悪いわァ』って嫌がられた。静岡県民はどっちに合わせようかっていつも中庸を取っている」

と板挟みの状況に困っているようだ。確かに無理をして関西弁を使われるのはちょっと……な雰囲気もある。ちなみに個人的に気になってしまう東京人のフレーズは「やってあげるよ(~してあげるよ)」だ。

関西でいう「やったるわ」だが、なぜか「やってあげる」だと恩着せがましく感じてしまうのだ。「俺(私)って優しいでしょ」のアピールみたいな。一方、関西の「やったるわ」にはより自発的で本人の意思が強いイメージがある。勝手な印象で申し訳ないが、そう感じてしまうのは止められない。

それ以上に気になるのが、東京で関西弁を話すと引かれることだ。以前に東京で信号待ちをしていた時に普通に普段の関西弁で話していたら近くの男性らが「すんげー関西弁!」とドン引きしていた。「え?声がデカイ?そんなにコテコテの関西弁使ってる?」とショックを受けてしまった。

番組調査によると「東京人はおもしろくない」と感じている関西人は62%。これに関しては関西人の傲りのような気がするが、「関西人は東京人よりノリが良い」という質問だったら即答で「そう思う」と答える。