MotoGP第9戦ドイツGP、MotoGPクラスは、ドイツのザクセンリンクで1日目の2回のフリー走行を行い、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が1分20秒885で初日総合トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行われた。1回目を8番手で終えていたロレンソは、2回目はセッション序盤からマルク・マルケス(ホンダ)とリーダーボードのトップを争う。開始4分すぎにトップに立ったマルケスが、セッションの大半をリードしたが、セッション終盤の残り3分でロレンソが逆転、今季2度目の初日総合トップに立った。
総合2番手に1分21秒142でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が続き、1回目にトップタイムを記録していたアンドレア・イアンノーネ(スズキ)が2回目も3番手につけ、1分21秒204で総合3番手に。アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が1分21秒309で総合4番手に続き、総合トップ4の中に3人のドゥカティライダーが入った。
マルケスは1回目2番手、2回目5番手、1分21秒349で総合5番手に終わったが、タイム差は僅差。総合6番手に1分21秒384でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が続き、中上貴晶(ホンダ)が2回目に1分21秒447を記録して総合7番手で初日を終えた。中上は1回目も11番手で終えており、Q2進出が期待される。
総合8番手に1分21秒497でジャック・ミラー(ドゥカティ)、総合9番手に1分21秒540でカル・クラッチロー(ホンダ)、総合10番手に1分21秒568でアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)。
アレックス・リンス(スズキ)は1分21秒616で総合11番手、ポル・エスパルガロ(KTM)が1分21秒680で総合12番手、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分21秒718で総合13番手、ブラッドリー・スミス(KTM)が1分21秒743で総合14番手、ティト・ラバット(ドゥカティ)は1分21秒777で総合15番手に続いた。
総合16番手に1分21秒777でハフィス・シャーリン(ヤマハ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1回目を3番手で終えたが、2回目は17番手に終わり、1分21秒784で総合17番手に。ヨハン・ザルコ(ヤマハ)が1分21秒787で総合18番手で続き、トップから18番手まで約コンマ9秒差という僅差の初日となった。
総合19番手に1分22秒003でスコット・レディング(アプリリア)、昨日、今シーズンいっぱいでの現役引退を表明したダニ・ペドロサ(ホンダ)は1分22秒305で総合20番手に。前戦オランダGPのケガから復帰してフリー走行1回目を22番手で終えていたフランコ・モルビデリ(ホンダ)は、ケガの回復が十分でなく、1回目を終えて欠場を決断。HRCのテストライダーを務めるドイツ人ライダーのステファン・ブラドル(ホンダ)が代役を務めることになり、ブラドルは1分22秒457で総合21番手で2016年の最終戦バレンシアGP以来となる久しぶりのMotoGPマシンライドを終えた。
総合22番手に1分22秒555でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、総合23番手に1分22秒767でトーマス・ルティ(ホンダ)、ワイルドカード参戦のKTMのテストライダー、ミカ・カリオ(KTM)が1分23秒194で総合24番手、チャビエル・シメオン(ドゥカティ)が1分23秒437で総合25番手の順となった。