2018年に、なかでも注目されたのが、フジテレビが新ブランド「+Ultra」を披露するパネルだ。「+Ultra」は「ノイタミナ」以来、フジテレビが新たに設けるアニメ枠で、ハイクオリティなテレビアニメを送りだす。
AX2018では、その第1弾『INGRESS THE ANIMATION』(2018年10月放送開始)、第2弾『revisions リヴィジョンズ』(2019年1月放送開始)にフォーカスした。また『INGRESS THE ANIMATION』では、原作ゲームのナイアンティックCEOジョン・ハンケ氏といった大物ゲストも登場するサプライズなトークになった。
もうひとつのサプライズは、『INGRESS THE ANIMATION』と『revisions』の第1話の上映である。上映を発表すると会場からは大歓声が巻き起こった。作風の異なる2作品ではあるが、日本の東京からスタートするSF、セルルックのCGアニメと共通する部分がある。エッジの効いたストーリーと演出、最新技術を駆使した映像と「+Ultra」のコンセプトが流れているからだ。