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原一男監督『ゆきゆきて、神軍』絶叫上映を敢行、8月開催の特集上映で

2018年07月13日 12:31  CINRA.NET

CINRA.NET

『ゆきゆきて、神軍』 ©疾走プロダクション
原一男監督のドキュメンタリー映画『ゆきゆきて、神軍』の絶叫上映が、8月4日から東京・アップリンク渋谷で開催される特集上映『挑発するアクション・ドキュメンタリー 原一男』内で行なわれる。

1987年に公開された『ゆきゆきて、神軍』は、天皇の戦争責任に迫るアナーキスト・奥崎謙三に肉薄した作品。生き残った元兵士たちから戦争の実態が明かされる。今村昌平が企画を担当。

同イベントでは『ゆきゆきて、神軍』に加えて『さようならCP』『極私的エロス 恋歌1974』『全身小説家』『ニッポン国VS泉南石綿村』の5作品を上映。会期中には、原監督自身が撮影秘話を語るオーディオコメンタリーの上映や、トークイベントを予定しているほか、スタンプラリーでスタンプを集めると『ゆきゆきて、神軍』公開当時の復刻ポスターが先着でプレゼントされる。上映スケジュールなどの詳細はイベントの特設サイトで確認しよう。

■原一男監督のコメント
今年も暑い夏がやってくる!
昨年の『神軍』公開30周年記念上映会は全回ソールドアウトという記録を作った。ならば、今年も、と燃えている。故原田芳雄が言っていた。どんなに古い作品でも初めて観る観客にとっては新作である、と。ま、そんな理屈を言わなくても、私たち疾走プロの作品は今、観ても、決して古びていない、と言い切る自信はある。観てもらいたい層は、やはり若い人たちだ。次の時代を担う若者たちに、私たちのメッセージを伝え、そして若者たちに頑張ってもらわないと、この国は間違いなく滅びる。だから、諦めずに、メッセージを伝えたい、と思う。
さあ、今年の夏を、さらに暑く、したいと思っている!