スマートフォンレンタルサービス「handy」を展開するhandy Japanは旅行代理業に参入し、トラベル領域の最高経営責任者(CEO)に、前エイチ・アイ・エス代表取締役社長の平林朗氏が就任すると発表した。
handy Japanはソフトバンクと資本業務提携を7月2日に発表し、中期戦略として「Travel Agent」「Hotel IoT」「Media」の3領域に注力するとしていた。レストランやアクティビティ、エンターテインメント等の旅行者向け商品を提供していく。
平林朗氏は、「日本は、世界と比較してタビナカのコンテンツが非常に豊富にもかかわらず、旅行者へ十分に提供できていないと考えています。旅行者のタビナカのタッチポイントであるhandyを通して、旅行会社・地域商店をはじめとしたパートナーの皆様とともに、旅行者へ魅力的なコンテンツを届けてまいりたいと思います」とコメントしている。
「handy」は、日本国内のホテル営業客室数約87万室(2016年現在)のうち約24万室で採用されている。