7月12日、第9戦ドイツGPの開催地ザクセンリンクでダニ・ペドロサがMotoGPレジェンドになることが発表された。授賞式は最終戦バレンシアGPで行われる。
ドルナスポーツのCEO最高経営責任者のカルメロ・エスペレータは第9戦ドイツGPのプレスカンファレンスで行われたダニ・ペドロサの引退会見に出席した。
チャンピオンシップ史上7位となる通算54勝、史上3位となる153度の表彰台を獲得し、2003年に125ccクラス、2004年と2005年に250ccクラスで3度のタイトルを獲得した功績を称え、レジェンドとして、殿堂入りすることを発表。29人目のレジェンドとして11月の最終戦バレンシアGPで授賞式が行われることになった。
エスペレータは「ダニ・ペドロサは本当に偉大です。125ccクラスと250ccクラスでワールドチャンピオンに輝き、我々が観てきた中で最も成功を収めたライダーのひとりであるペドロサは、輝かしい経歴を持ち、モーターサイクルレーシングの世界において信じられないほどに貢献しました」と述べた。
「数年にわたって素晴らしい勝利を収め、多くの勝利と表彰台を獲得したレガシーであり、レジェンドに就任することを大変誇りに思います」と殿堂入りの理由を説明した。
2001年に125ccクラスの日本GPでグランプリデビューを飾ったペドロサは、2003年に125ccクラスで5勝、250ccクラスでは2004年に7勝、2005年に8勝し3度チャンピオンに輝いた。
2006年から最高峰のMotoGPクラスにステップアップしレプソル・ホンダ・チームからMotoGPに参戦。レプソル・ホンダと13年の関係、HRCとの関係は3クラス合わせて18年続いた。
最高峰クラスでは現在31勝、通算54勝、表彰台は153回獲得。2018年の最終戦バレンシアGPで通算296回レース、最高峰クラスで218レースをホンダで走りぬき、29人目のレジェンドとなる。