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MotoGP:今シーズン2勝のロレンソ「どんなコースでも戦闘力がある」

2018年07月12日 17:21  AUTOSPORT web

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ホルヘ・ロレンソ/ドゥカティ・チーム
MotoGP第9戦ドイツGPを前に、ドゥカティ・チームのホルヘ・ロレンソとアンドレア・ドヴィツィオーゾが意気込みを語った。

■ホルヘ・ロレンソ(MotoGPクラスランキング7位)
 オランダGPではトップ争いをリードしたものの、終盤に遅れ7位に終わったロレンソ。

 ザクセンリンクは今シーズンの開催コースの中でロレンソが優勝経験がない5コースの内のひとつ。MotoGPクラスでの最高位は2009年と2012年の2位。2014年には3位に入賞している。ドゥカティ移籍1年目の昨年は、6番グリッドからスタートし、11位に入賞。イタリア、カタルーニャ連勝の好調さを再現できるか。

「今シーズンの中盤にはバランスがよくなり、常にうまく仕事を進めることができ、数カ月の間でマシンを改善できた。現在、どんなコースでも戦闘力のあるテクニカルパッケージを持っていると思う。例えばアッセンでは、去年はいい結果を残せなかったが、今年の決勝ではレースをリードすることができ、表彰台に近かった」

「ザクセンリンクでも状況は似ていると思う。これまでの結果では苦戦しているが、ベストな結果を得るためにトライしたい。ドイツGPの週末をうまくスタートさせるためには、金曜日の段階でいいセットアップを見つけることが重要だ」

■アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGPクラスランキング5位)
 オランダGPでは4位に入賞し、ランキング5位に浮上したドヴィツィオーゾ。

 ザクセンリンクのMotoGPクラスでは2012年と2016年に3位入賞した経験を持つ。MotoGPクラスではこれまで10レースを走っているが、その内の5回でトップ5圏内でフィニッシュ。昨年は8位に入賞している。

「ザクセンリンクは過去にいくつかの問題を抱えていたコースで、オランダと同様にタイヤの挙動を良好にするために分析の必要がある」

「今年は去年より競争力があると考えていたアッセンで実証できたのと同様だと思うが、リヤタイヤが異なるので、フリー走行1回目を走って、状況をよくするアイディアを見極めなければならない」

「ザクセンリンクはあまり好きなコースではないし、コースの印象もよくない。でも、いずれにしても可能な限りベストなリザルトを得られるようにトライしよう」