7月12~15日にイギリスで行われる伝統のイベント、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで無人でのヒルクライムに挑むロボレースが、本番に先駆けてテスト走行を行った。
電動フォーミュラで争われるABBフォーミュラE選手権の併催レースとして開催が予定されている無人レース『ロボレース』。現在もシリーズ開幕に向けて車両や制御AIなどの開発が進められている。
そんなロボレースがドライバーを搭乗させない完全無人の状態でグッドウッドをテスト走行。25年に及ぶグッドウッドの歴史のなかで、初めて自動運転車コースを走破した。
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードを主宰する第11代リッチモンド公爵チャールズ・ゴードン=レノックスは「ロボレースは未来の自動車業界において、自動運転の認知向上と技術開発促進において重要な役割を担う」と述べている。
テスト走行の模様は360度カメラでも撮影されており、YouTube上でも公開されているので、あわせてのチェックをおすすめする。
■Roborace completes its first autonomous hillclimb run during Goodwood test session
■Roborace autonomous hillclimb run at Goodwood | Full 360 video