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ラプトル4姉妹の愛くるしい子供時代 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』本編映像

2018年07月12日 14:51  リアルサウンド

リアルサウンド

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 7月13日公開の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の本編映像が公開された。


 2015年の『ジュラシック・ワールド』に続くシリーズ最新作となる今作。恐竜と心を通わせる主人公オーウェン役にクリス・プラット、“ジュラシック・ワールド”の運営責任者であったクレア役にブライス・ダラス・ハワードが続投。監督は『怪物はささやく』のJ・A・バヨナが担当し、前作監督のコリン・トレボロウは、製作総指揮・脚本を、『ジュラシック』シリーズの生みの親スティーヴン・スピルバーグがトレボロウとともに製作総指揮を務める。


 今回公開されたのは、プラット演じる恐竜行動学のエキスパートのオーウェンが、自身が育ててきたヴェロキラプトル4姉妹の子供の頃の映像を見返す本編シーン。“ジュラシック・ワールド”オープン当初より、ヴェロキラプトル4姉妹(長女ブルー、次女チャーリー、三女デルタ、四女エコー)の調教師として、それぞれの行動を観察しながら、育て上げてきたオーウェン。ぴょんぴょんと飛び跳ねながらオーウェンに甘えたり、散らかったボールで無邪気に遊んだりする愛くるしいラプトルたちの姿が映し出されている。また、オーウェンが「ブルー!」と声をかけると、長女のブルーはキリッとした様子でほかの妹たちを促し、オーウェンの前に全員整列。次の指示を待つかのように、オーウェンの目を見つめ、その行動を目の当たりにしたオーウェンは「見たか?」と驚いた顔で自分を撮影するカメラに目を向ける。その思い出を懐かしむオーウェンの表情は、“ジュラシック・ワールド”崩壊後、野性のジャングルと化したイスラ・ヌブラル島で孤独に生きるブルーを心配するようにも見え、恐竜と人間の絆が垣間見える場面に仕上がっている。


 今作には、オーウェンとブルーの関係性や、火山噴火によってピンチになった恐竜を救出しようと試みるオーウェンやクレアたちの決断と、恐竜のために行動を起こす人々の姿が描かれている。トレボロウは、「ブルーという恐竜はキャラクターとして、すでに確立した存在なので、本作にも再登場させることは当然の流れだった。だから本作では単なる恐竜だという事実以上の存在感を持たせたかった。オーウェンとの関係の背景や成り立ちを描くことが重要だった。本作の物語の展開にオーウェンとブルーの関係性が大きく影響する。オーウェンが非常に知的な生物であるブルーを訓練して意思疎通ができるようになったり、他者と共感したりすることもできるようになる。人間にしてみれば、動物には無いと思うような知性をオーウェンはブルーから引き出すことに成功しているんだ」とコメント。また、オーウェンを演じたプラットは「今作ではオーウェンのブルーとの関係についてより多くのものを見ることになるし、学ぶことになると思う。たとえば、本作ではブルーがとても小さい頃の姿、オーウェンが最初にブルーを育てていたときの関係を見ることができる。その関係が発展していく様子を通して、人間と恐竜の関係というものがどういうものであるかが明確になっていくはずだ」と明かしている。


 また、7月13日には、『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)にて、前作『ジュラシック・ワールド』が放送される。(リアルサウンド映画部)