MotoGP第9戦ドイツGPを前に、チーム・スズキ・エクスターのアレックス・リンスとアンドレア・イアンノーネが意気込みを語った。
■アレックス・リンス(MotoGPクラスランキング11位)
オランダGPではMotoGPクラスベストリザルトとなる2位表彰台を獲得したリンス。
ザクセンリンクではMoto3時代の2013年にポール・トゥ・ウインを飾った経験を持ち、Moto2時代の2015年には3位に入賞している。MotoGPクラス1年目の昨年は、22番グリッドからスタート、21位で完走した。
「ドイツでのレースが待ちきれないよ。アッセンの表彰台で得たポジティブなフィーリングがアドバンテージになる」
「ザクセンリンクは流れるような走りをしなければならないし、高速コーナーもあるので、GSX-RRにとってポジティブなコース。サマーブレイク前の最後のレースなのでポジティブな結果で終わりたい」
「先週の日曜日、ベルギーのゾルダーを訪問し、GSX-Rファンに会った。彼らはザクセンリンクにもやってきて、ボクたちをサポートしてくれるだろう」
■アンドレア・イアンノーネ(MotoGPクラスランキング9位)
オランダGPを11位で終えたイアンノーネ。カタルーニャ、オランダとやや苦戦気味だ。
ザクセンリンクでは、Moto2時代の2010年にポールポジションを獲得し、2位に入賞した経験を持つが、これが唯一の表彰台。MotoGPクラス昇格後は、2014年から2016年まで3年連続で5位に入賞しているが、昨年は転倒リタイアに終わった。
「サマーブレイク前の最後のレースをポジティブな週末にしたい。リラックスして休暇を過ごしたいからね」
「ザクセンリンクはGSX-RRに合ったコースレイアウトだと思うし、好きなコースなので、トップ争いに加わることができると思う。ドイツの大勢のスズキファンに期待している。彼らの存在がボクに特別な力を与えてくれるだろう」