アウディジャパンは7月12日、アウディR8クーペV10をベースとするFIA-GT4カー『アウディR8 LMS GT4』の国内販売価格を発表すると同時に、本格的な国内販売を開始した。
FIA-GT4は、近年コストの高騰とハイスピード化が激しいGT3カーに代わって、ジェントルマンドライバーの受け皿として成長しているカテゴリー。GT3よりもコストを抑えながらも性能調整でパフォーマンスの均一化が図られている。
このカテゴリーにはメルセデス、ポルシェ、BMW、マクラーレンなどがマシンを投入。アジア圏ではブランパンGTシリーズ・アジアやピレリ・スーパー耐久に専用クラスが設けられている。
アウディも2017年4月のニューヨークショーでアウディR8 GT4を発表。2017年12月15日のデリバリー開始から、約3カ月で50台目の製造を達成するなど、カスタマーから支持を集めている。
本格的に国内展開されるアウディR8 LMS GT4の希望小売価格はスターターキットとハンドオーバー作業費用込みで税込み2989万円。ただし輸送費やスペアホイール、そのほかオプションには別途費用がかかるとのこと。
アウディジャパンは2009年からアウディスポーツ・カスタマーレーシングプログラムを通じてアウディR8 LMS GT3を国内チームに供給。さらに2016年からはTCR規定車両であるアウディRS3 LMSの販売も開始しており、各車両のスペアパーツ供給体制、プロフェッショナルサポート体制を確立している。
今回のGT4カーについても、アウディはすでに確立しているサービスを活用し、「モータースポーツシーンでのチームの活動をサポートすることにより、アウディのブランド要素の重要なひとつであるスポーティイメージを強く訴求していきます」としている。
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