2018年からインディカー・シリーズにフル参戦しているハーディング・レーシングは、7月15日に決勝レースが行われる第12戦トロントでレギュラードライバーのギャビー・チャベスに代わり、コナー・デイリーを起用すると発表。カーナンバー88のステアリングを託す。
レギュラーのチャベスはチームと同様、今年からインディカーに初めてフル参戦しているルーキードライバー。これまでのベストリザルトは開幕戦と第102回インディ500で獲得した14位だ。
第12戦にスポット参戦するデイリーは現在26歳の若手。これまでインディカーには計40戦参戦しており、2016年の第7戦デトロイトで獲得した2位がベストリザルトだ。
2018年は第102回インディ500にデイル・コイン・レーシング・dba・トム・バーンズ・レーシングから参戦して21位フィニッシュを飾っている。
チームプレジデントのブライアン・バーンハートは、今回のドライバー交代について、2019年に向けた準備作業の一環と説明。チャベスとは2019年末までの契約を有していることを強調した。
「シーズンのこの段階から、我々は2019年に目を向けていく必要がある」とバーンハート。
「仮に(2019年から)2台体制を構築する場合、今季残りのレースとテストを使って、誰がギャビー(チャベス)のパートナーにふさわしいドライバーなのか、見極める必要がある」
「ギャビーは依然として我々の契約下にあり、2018年シーズンの残り、そして2019年末までともに戦っていく」