MotoGP第9戦ドイツGPを前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。
■マルク・マルケス(MotoGPクラスランキング1位)
前戦オランダGPで4勝目を記録し、チャンピオンシップのリードを41ポイントに広げたマルケス。
ザクセンリンクはマルケスが得意とするコースで、125cc時代の2010年、Moto2時代の2011年と2012年にポール・トゥ・ウイン、MotoGP昇格後は2013年から2017年まで5年連続でポール・トゥ・ウインを飾っており、参戦した8レース全てをポール・トゥ・ウインで優勝しており、マルケスが負けたことのないコース。今レースは記録更新なるかに注目が集まる。
「アッセンで勝てたことは重要だった。いつミスしてもおかしくないレースだったし、チャンピオンシップのアドバンテージを広げることができたことはよかった」
「ザクセンリンクはアッセンとは異なるコースで、通常僕たちはここではとても強いけど、毎年、条件は異なる。特に天候は非常に重要で、もし、雨が降っていたり、変わりやすい天気だと全てがすばやく変化するので、それに備えなければならない」
「だから、ザクセンリンクに行き、自分たちのレベルを見極めて、週末のスタートから強くなれるようにトライしたい。そして、日曜日には表彰台に向けてトライしたい」
■ダニ・ペドロサ(MotoGPクラスランキング12位)
ここまでの8戦でのベストリザルトは5位、今シーズンはまだ表彰台に立っていないペドロサ。そのため、ランキングも12位と苦戦を強いられている。
ザクセンリンクでは250ccクラス時代に2勝を記録、MotoGPクラスでは2007年、2010年、2011年、2012年と通算4勝をマーク。昨年も3位に入賞している。今レースウイークの木曜日には、自身の今後の進退について記者会見を行なう予定となっている。
「ザクセンリンクは好きなコースなのでレースが楽しみだ。アッセンの決勝中盤からはいいペースでラップすることができたので、ザクセンリンクでそれをトライしてみよう」
「それから予選で速く走るために、ニュータイヤを履いたときにスピードを上げる必要がある」