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NEWS 加藤シゲアキ、思いがけぬサプライズに“シゲ節”炸裂 7月11日誕生日目前のラジオを聞いて

2018年07月11日 07:02  リアルサウンド

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 NEWSの加藤シゲアキが主演を務めるドラマ『ゼロ 一獲千金ゲーム』(日本テレビ系)の初回が、7月15日に迫っている。本作は『アカギ』『カイジ』で知られる、福本伸行の人気漫画を原作にしたドラマ。


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 今回、加藤が演じるのは、表の顔は町の塾講師だが、義賊という裏の顔もあわせ持つ青年・宇海零。 振り込め詐欺の被害金を奪い返し、社会の弱者を救おうと奮闘する。異なる顔を使い分けて勝負に挑む零のキャラクターは、アイドルでありながら小説家の顔を持ち、その高い構成力で読者をうならせる加藤とリンクするところがありそうだ。そして自分が勝つことよりも、誰かが負けない方法を見つけようともがく仲間想いな一面も、加藤の魅力に通じる。


 勝てば1000億円、負ければ即死。手に汗握るサバイバルゲームが醍醐味の人生逆転ストーリーだ。番組公式Twitterには初回オンエアに先駆け、「ゼロからの挑戦状」として暗号文が発表された。視聴者がドラマの世界のみならず、現実でも謎解きを味わえる作りに期待が高まる。


 リアルでも心理戦を楽しんでいるのは、キャスト陣も同じようだ。7月8日、加藤がパーソナリティを務めるラジオ『SORASHIGE BOOK』(Fm yokohama)では、舞台裏でも心理戦が繰り広げられている様子が語られた。零の義賊仲間・チカラを演じる加藤諒が、公式HPでコメントしていた「このメンバーで人狼ゲームをやれないかと密かに企てています」 を有言実行したのかもしれない。


 『犯人は踊る』というカードゲームや、チカラと共に零についていくスナオ役の杉野遥亮からの提案で『ワードウルフ』など、様々なゲームで盛り上がっていると続ける加藤。「ギャンブル性が高いっていうか、駆け引きのゲームみたいなものをやっぱやるんだね、そういうドラマやってると(笑)」ヒリヒリとするようなドラマの世界と、ちょっとしたスリルを楽しむ現実の世界。本作を通じて、脳みそに汗をかく夏になりそうだ。


 だがこの日、加藤とラジオスタッフによる心理戦はスタッフに軍配が上がったようだ。いつものようにラジオのエンディングが近づいたところで、NEWSの「Happy Birthday」が流れ、誕生日が近い加藤を祝うサプライズのケーキが登場。予想外のタイミングに驚く加藤。「今? 今? ありがとうございます、今? 今? 最初じゃないの、こういうのオープニングで……あの今、 ケーキをいただきました」と、ドギマギしながらケーキのろうそくを吹き消す。「ありがとうございます。アハハハ。素敵なケーキを貰いました」と喜びながらも、「今かな? やっぱり。うーん、今じゃないと思うんだけどな」と、ファンが愛してやまない“ちょっとめんどくさい”シゲ節が炸裂し、笑いを誘った。


 実は本日、7月11日は加藤の誕生日当日だ。それこそ「今?(記事の)最初じゃないの、こういうの」と怒られそうなタイミングで恐縮だが、これからも加藤らしさを発揮しつつも、 勝負の1年を走り抜ける姿を楽しみにしている。(文=佐藤結衣)