エアバスは、現地時間7月10日、A220型機をフランス・トゥールーズ近くのアンリ・ジグラーデリバリーセンターでお披露目した。
ボンバルディアのCシリーズ、CS100型機とCS300型機の名称を変更するもので、CS100型機はA220-100型機、CS300型機はA220-300型機となり、A220ファミリーとしてエアバスファミリーに加える。100席から150席市場向けに最適化された航空機で、150席から250席クラスのA320neoファミリーを補完するものとなる。
エアバスは、Cシリーズの製造・販売を行うC Series Aircraft Limited Partnership(CSALP)の株式の過半数を取得している。Cシリーズは2016年に、スイス・インターナショナル・エアラインズ子会社のスイス・グローバル・エアラインズで商業運航を開始している。
エアバスのエリック・シュルツ最高営業責任者(CCO)は、「私達は競争の激しい市場で優位性を確保できる高い技術を備えたA220の今後の売り込みに力を入れて取り組んでいきます。すでにA220は客室の快適性や低燃費性、低重量、静かなエンジンに関して顧客から多くのポジティブな意見を受けており、エアバスがその成功に寄与できると確信しています」と述べた。