2018年F1イギリスGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンはリタイア(15位完走扱い)だった。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=リタイア(15位完走扱い)
いい形で3連戦を終えることはできなかったけど、幸いなことに先週はとても良かったし、2週間前もポジティブだった。まあ、これもレースだ。これまでにもこういうことは何度もあり、これからも間違いなくあるだろう。だけど、僕としてはもちろん5位でフィニッシュしたかったし、少なくともポイントは獲りたかった。今日は結局ノーポイントだからね。
1周目にブレーキ・バイ・ワイヤーのトラブルが起きて、ターン3でいきなりペダルの踏み応えがなくなった。ところが、不思議なことにそれはすぐに直って、その後は何の問題もなかったんだ。そして、2回目のセーフティカーの後、ターン16でブレーキを踏んだら、またペダルがストンと抜けてリヤブレーキがロックし、スピンしてコースから飛び出した。いったい何が起きたのか、これからよく調べるつもりだ。
ブレーキのトラブルがなかったとしても、今日はストレートが遅すぎてどうにもならなかった。ダニエル(・リカルド)が(バルテリ・)ボッタスにアタックしていた時に、みんなも見たと思うけど、こっちがDRSを開いても、DRSを使っていない彼らと同じスピードなんだ。これでは手も足も出ないよ。
今季これまでのところは、クルマの信頼性はまずまずだった。ここでトラブルが起きたのは残念だね。厳しい週末になるのが分かっている時ほど、何とか少しでもポイントを持ち帰りたいものだから。でも、この週末の明るい面を見るとすれば、それはクルマそのものは決して悪くないと思えたことだ。