2018年F1イギリスGP決勝で、マクラーレンのフェルナンド・アロンソは8位だった。
アロンソは、1周目の他車のアクシデントの影響を受け、サイドポッドとフロアに小さなダメージを負った状態で走り続けたとチームは明かしている。
■マクラーレンF1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝8位
とてもいいレースだったと思う。セーフティカーが2回入ったことで状況が変化し、ファンにとって素晴らしいショーになったんじゃないかな。
普通のレースで8位なら喜ばしいけれど、セーフティカーが出動し、終盤、僕らはイエロータイヤ(ソフト)を履いていて、ピットインしていないマシンもいた。つまりレース終盤にはタイヤの面で僕らに明らかにアドバンテージがあったのだが、トラフィックに引っ掛かっていたために、それをうまく生かすことができなかった。
ケビン(・マグヌッセン)がターン7で僕をコース外に押し出した。あれがなければ、エステバン(・オコン)やニコ(・ヒュルケンベルグ)を相手に6位争いができたと思う。でもケビンにペナルティが出なかったから、最終ラップに自力で彼を抜いた。
今回もチームのためにポイントを稼げたことはよかった。でも今後は純粋に自分たちのパフォーマンスによってこの位置をつかめるようになりたいものだ。
僕らは週末のなかで土曜の予選で一番苦戦し、パフォーマンスが振るわないが、日曜の決勝になるとルノー、フォース・インディア、ハースと同じグループで走れる。だから予選パフォーマンスを向上させる必要があるんだ。
(マグヌッセンの走りについてCrash.netに語り)ケビンはターン7で僕をコース外に押し出した。僕はアウト側を走り、通常のラインに戻ってくるとグラベルに押し出された。バトルの際には相手にスペースを残すという決まりがある。それを守らない者がいるというのに、何の対処もなされない。
彼はいつもどおりアグレッシブだった。でも今日のFIAは寛大だった。ああいうケースでは99パーセントがペナルティを科されるか、ポジションを戻すよう言われる。でも今日は(スチュワードは)そういうアプローチを取らなかった。僕らはそれを受け入れなければならず、自力でコース上で彼をオーバーテイクした。