全日本F3選手権第6戦は7月8日、富士スピードウェイで21周の決勝レースが行われ、各所で激しいバトルが展開された波乱のレースを制した宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が嬉しい全日本F3での初優勝を飾った。
前日の第5戦に続き、7月7日10時15分にフォーメーションラップのスタートが切られた全日本F3選手権第6戦。しかし、スタートから波乱の展開が待っていた。これまで開幕5連勝を飾っていたポールポジションスタートの坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が、「ポールからスタートだったのに、ダサすぎるスタートをしてしまった」とスタートで遅れ大きくポジションを落としてしまったのだ。
これでトップに浮上したのは阪口晴南(TODA FIGHTEX)。次いで大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が続き、TODA RACING勢がワン・ツーを占める。これに4番手スタートの宮田が続くが、5番手スタートの金丸悠(B-MAX RACING F3)とバトルを展開。金丸、さらに根本悠生(Albirex-RT)も宮田をかわすが、宮田は1周目に4番手にポジションを戻した。