トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーはFP3でサスペンショントラブルのため大クラッシュを喫した。幸い本人にけがはないが、予選への出場は難しいものとみられている。
ハートレーはウェリントンストレートでコーナーに向けてブレーキをかけた際に左フロントサスペンションが折損、バリアにクラッシュした。幸いハートレー自身には大きなけがはなく、自力でマシンを降り、歩いて立ち去ることができた。メディカルセンターで検査した結果、予選に参加することを許可されたという。
ただ、マシンが大破したため、予選までに修復できるかどうかは疑問だ。Sky Sportsは、ハートレーは予選には出場しない見通しだと伝えている。さらに、詳しい原因を突き止め、対策しない限り、安全上の懸念があるため、チームメイトのピエール・ガスリーが予選に出場することができないものとみられ、FIAはガスリー車のサスペンションを交換することを求めているという。
「彼(ハートレー)と話した」とガスリーがSky F1に対してコメントした。
「あんな故障が起きるなんて思いもしないから、彼はショックを受けていた。でも元気だよ」
チームは、FP3後、事故の原因を調査中であると述べている。