富士スピードウェイは6日、2018年に国内で10年ぶりの24時間レースとして復活した『ピレリ スーパー耐久シリーズ 富士SUPER TEC 24時間レース』を2019年も開催すると発表した。
6月2~3日に決勝レースが行われた富士24時間レース。99号車Y’s distraction GTNET GT-R(浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗/安田裕信/S.ジェン組)が759周、3,463Kmを走破して総合優勝を果たした。
また、富士24時間レースには3日間で約3万5000人の観客が来場。コースサイドではキャンプやバーベキューを楽しみながら観戦するファンも多く、富士スピードウェイには海外の耐久レースのような雰囲気が生まれていた。
2019年度の富士24時間レース開催については、エントラントやレース関係者、モータースポーツファンからの継続を望む多くの声を受けて決定したという。開催に向けて富士スピードウェイは「引き続き、地元行政、地域の方々、レース関係者などと来期に向けた調整を行い、準備を進め、『耐久の富士』を象徴するレースとして大切に育てていく」と発表している。
開催日程については2019年の5月31日(金)~6月2日(日)で申請予定とのことだ。
また24時間レースの開催発表と同時に、富士スピードウェイの場内にあるレストランORIZURUで『耐久の富士コーナー』を新設し7月7日(土)より公開すると発表。このコーナーでは富士24時間レースの総合優勝チームに贈呈されたトロフィーや24時間レースを振り返る写真等が展示される。