棋士・瀬川晶司五段の自伝的小説をもとにした同作は、26歳で将棋の道を絶たれてサラリーマンとなった「しょったん」こと瀬川晶司が35歳で再びプロ棋士を目指す姿を描いた作品。しょったん役を松田龍平、しょったんを陰ながら支える親友でライバルの悠野役を野田洋次郎（RADWIMPS）が演じる。公開は9月7日。
照井利幸が手掛ける音楽を使用した予告編には、自宅でしょったんと悠野が将棋を指すシーンや、しょったんとの対局中に新井浩文演じる清又勝が部屋を飛び出す場面に加えて、妻夫木聡演じる冬野渡、染谷将太演じる村田康平、小林薫演じる藤田守、松たか子演じるしょったんの恩師・鹿島澤佳子、國村隼演じるしょったんの父・敏雄、永山絢斗演じる新藤和正、早乙女太一演じる加東大介、イッセー尾形演じる工藤一男の姿などが映し出されている。あわせて公開された場面写真では、スーツ姿のしょったんと悠野が並んで歩く様子などが確認できる。
松田は公私共に交流があるという野田との初共演について「洋次郎とは『ここから演じています』という垣根がない瞬間があるのが、特別だなと思いました」「彼自身はすごく真面目だし、芝居をやるからには本気でやろうと思って来ている。その気持ちに僕も勇気付けられた気がします」とコメントしている。
