日産自動車は7月5日、販売中の『ニッサン・ノート』の仕様向上を実施するとともに、『ノート e-POWER』に4WD(モーターアシスト方式)を追加。同日より全国一斉に発売する。
ニッサン独自の電動パワートレイン『e-POWER』が高い支持を得て、2018年上半期の国内販売で登録車販売ランキング第1位を獲得したノートに、走行性能を高めた4WDが追加設定された。この4WDはe-POWERとモーターアシスト方式の4WDを組み合わせた新開発のシステムで、これにより積雪の多い道や凍結路面でも安定した走りを実現したとしている。
この4WD追加にあわせてノートの仕様向上も実施。e-POWER Sをのぞく全グレードにアクセルとブレーキの踏み間違いによる衝突を防止する『踏み間違い衝突防止アシスト』を標準装備した。
また、従来はe-POWERの一部グレードにのみ採用されていた『インテリジェント クルーズコントロール』『インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)』をガソリン車にも拡大採用している。
ボディカラーには「太陽の輝きを感じさせる」サンライトイエローを追加。サンライトイエローをボディに、ルーフにはスタイリッシュなブラックアローを採用したツートンカラーも新設定され、全22色のカラーラインアップとなっている。
そのほか、特別仕様車『ノート シーギア』もe-POWERグレードに4WDが追加設定され、踏み間違い衝突防止アシストを標準装備としたほか、『ノートNISMO』についても、『NISMO』『e-POWER NISMO』に踏み間違い衝突防止アシストを標準装備させた。
そして、今回の仕様向上にあわせて、カスタムカーである『AUTECH』も新設定。専用のメタル調フィニッシュパーツや専用色の設定により上質感を表現したとしている。
仕様向上されたニッサン・ノートは7月5日より発売開始。各グレードごとの価格など、詳しくは日産自動車の公式サイトまで。