2019年に全国で公開される映画『うちの執事が言うことには』の追加キャストと場面写真が公開された。
高里椎奈の同名小説『うちの執事が言うことには』の実写映画版となる同作。留学先のイギリスから帰国した烏丸家の御曹司・花穎が、行方をくらました父の発令によって仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬と主従関係を結ぶことになり、執事となった衣更月との関係に戸惑う中、烏丸家を襲うピンチに立ち向かう、というあらすじだ。社交界の名門・烏丸家第27代当主で、色彩に関して特別な能力を備えた頭脳明晰の「眼鏡男子」の主人公・花穎を、映画初主演となる永瀬廉(King & Prince)、学生起業家の赤目刻弥役を神宮寺勇太(King & Prince)が演じる。
発表されたキャストは衣更月蒼馬役を演じる清原翔。俳優でモデルの清原は、永瀬と共に日本バトラー&コンシェルジュ代表の新井直之に所作指導を受けて撮影に挑んだという。清原は執事役を演じることについて「出演のお話を頂いたとき『執事』というものが、日常ではほぼ触れないものだったので、作法や言葉使いが自分とは正反対すぎて漠然と大変なんだろうなと想像していました。実際に撮影に入り、カメラが回っていてセリフもある中で執事の作法で動いてみるとその大変さは想像以上でした」と語っている。
同作は5月17日にクランクインし、6月中旬にオールアップ。主演の永瀬廉は「まだまだ未熟な僕だったので、皆さんにご迷惑をおかけしたことも多々あったと思いますが、この1ヶ月間、花穎として本当に楽しく演らせていただきました。僕の初主演映画がこの作品で、一緒に作り上げてくださった方々がみなさんで本当によかったと思っています!」とコメントした。クランクアップには神宮寺勇太がサプライズで駆けつけ労をねぎらうと、永瀬が涙を流す一幕もあったという。
あわせて公開された場面写真には、花穎に給仕をする仏頂面の衣更月の姿が映し出されている。
■清原翔のコメント
出演のお話を頂いたとき「執事」というものが、日常ではほぼ触れないものだったので、作法や言葉使いが自分とは正反対すぎて漠然と大変なんだろうなと想像していました。実際に撮影に入り、カメラが回っていてセリフもある中で執事の作法で動いてみるとその大変さは想像以上でした。永瀬くんとは初対面、初共演だったんですが、すごく愛されキャラなんだと思います。現場でも明るくみんなに愛されていました。僕は最初なかなか馴染めずにいたんですが、永瀬くんがどんどん話しかけてきてくれてたおかげで仲良くさせて頂きました。最初に脚本を読ませて頂いたときに思った「面白い」という感情が、観てくださる方にもちゃんと伝わる作品になればと思っています。