ドイツ・ニュルブルクリンクの北コース“ノルドシュライフェ”のコースレコードを35年ぶりに塗り替えたポルシェ919ハイブリッドEvoのオンボード映像、アタックの裏側に迫るドキュメンタリー映像が公開されている。
2017年のWEC世界耐久選手権でシリーズチャンピオンを獲得したポルシェ919ハイブリッド。ポルシェは現役を退いたLMP1マシンに新たな役目を与えるべく、エアロやパワートレイン、足回りなどに改良を加えた919ハイブリッドEvoを作り上げた。
この919ハイブリッドEvoはトリビュートツアーとしてニューヨークを始めとする世界各地を訪問。またスパ・フランコルシャンやブランズハッチ、ラグナセカといったサーキットも訪れる。
そんな919ハイブリッドは世界一過酷なコースとして知られるニュルブルクリンク・ノルドシュライフェのコースレコード更新に挑戦。ティモ・ベルンハルトのドライブで5分19秒546を記録し、35年前の1983年にポルシェ956が記録したレコードタイム、6分11秒13を50秒以上縮めてみせた。
そのアタック時のオンボード映像がポルシェの公式Youtubeチャンネルで公開されている。全長20.832km、総コーナー数172の難コースを5分弱で駆け抜ける迫力は想像以上だ。
また、この偉業に挑んだスタッフたちに密着したドキュメンタリーも公開されているので、あわせてチェックしてほしい。