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故マイケル・ジャクソンの父、息子と同じ墓地に埋葬される

2018年07月04日 19:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジョーさん、マイケルが眠る墓地へ(画像は『Michael Jackson 2018年6月27日付Facebook「IN MEMORY OF JOSEPH JACKSON」』のスクリーンショット)
故マイケル・ジャクソンとの仲は決して良くなかったとされるも、マイケルを含む多くの子ども達を厳しくしつけ、スターに育て上げたジョー・ジャクソンさん。しかし晩年は病気がちで、「末期がんらしい」と報道された後にホスピスで息を引き取った。89年の人生を終えたジョーさんの遺体は、何度も確執を噂されたマイケルが眠る墓地に埋葬されたという。

マイケル・ジャクソンの命日から2日後に死去したジョー・ジャクソンさんが、カリフォルニア州にある墓地(フォレスト・ローン・メモリアル霊園)に埋葬されたと複数のメディアが報じている。

マイケルとの仲は必ずしも良くはなかったとの見方が濃厚だが、マイケルの公式Facebookにはこの父子の写真がアップされ、マイケルの生前の言葉として以下のような言葉が添えられていた。

「僕の父は、常に僕達を守ってくれた。生半可なことではなかったはずです。僕達が騙されぬように心を配ってくれました。最善の方法で、僕達の利益にまで気を配ってくれたのです。父も過去にはいくつか過ちをおかしたのかもしれない。でも父は、いつだって自分の家族にとって正しいと思うことをしてくれたのです。」

大変厳しかったがゆえに「虐待があった」とも報じられたジョーさんだが、子ども達に対して愛情があったことは間違いない。その思いをマイケルは生前我が子らにも伝えてあったようで、マイケルの長男はジョーさんの死後にインスタグラムのストーリー機能を利用し、「おじいちゃんは子ども達をちゃんと育てたんだ。さもなければ、みんなギャングに加わったりしてとっくに死んでいただろう」とコメント。死にゆくジョーさんを見守ったマイケルの長女パリスも、インスタグラムにこう綴っていた。

「おじいちゃんと過ごしたすべての瞬間を、私は死ぬまでずっと大事にする。とりわけ一緒に過ごせた最期の瞬間を大事に覚えておくからね。おじいちゃんの手を握ることができたこと。おじいちゃんと横になって抱きしめたこと。おじいちゃんのほっぺや額にキスできたこと。そういった瞬間は、おじいちゃんが知る以上に私にとっては大事な時間だったのよ。」

マイケルの死から9年。誤解・確執はあったものの愛情を失うことのなかった父子は今、同じ墓地で安らかに眠っている。

画像は『Michael Jackson 2018年6月27日付Facebook「IN MEMORY OF JOSEPH JACKSON」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)