トップへ

フォーミュラE:未定となっていた2018/19年第6戦の開催地に中国・三亜が決定

2018年07月04日 11:41  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2018/19年フォーミュラE第6戦の開催地に決定した中国・海南省の三亜
ABBフォーミュラE選手権は7月3日、2018年12月にサウジアラビアで開幕するフォーミュラE 2018/19年シーズン第6戦の開催地に中国・海南省の三亜(サンヤ)が決定したと発表した。

 来シーズンより第2世代となる新型シャシー『Gen2』を導入することに加え、ニッサン、BMWのメーカーワークス参戦や、レースフォーマットの変更などがアナウンスされている2018/19年のフォーミュラE。

 今年12月に初開催のサウジアラビアで幕を開ける第5シーズンのスケジュールは、6月7日に開かれたワールド・モータースポーツ・カウンシル(WMSC)で暫定カレンダーが承認され、開催国未定の第3戦と中国での開催となる第6戦を除く全13戦のスケジュールが確定していた。

 今回の発表では2019年3月23日(土)に開催が予定されている第6戦の舞台として、中国南部に位置する海南省・三亜が決定したとされ、今後行われるWMSCで承認されることで正式決定となる見込みだ。

 現時点で、第5戦香港E-Prixの2週間後に行われることとなる同大会の大会名称や、コースレイアウトなどの詳細は明らかになっていないものの、第5シーズンに参戦する10チーム全20名のドライバーは、南シナ海に面する人気リゾート地を舞台に戦いを繰り広げることとなる。

「(以前、北京と上海でE-Prixを開催した)中国本土にABBフォーミュラE選手権をカムバックさせることは、このシリーズにとって重要なステップになる」と語るのはフォーミュラEのアレハンドロ・アガグCEO。

「中国は世界的にみても電気自動車の普及に力を入れている地域であり、この分野の開発と発展に役立つ市場だ」

「南シナ海、海南(ハイナン)湾の牧歌的な風景はフォーミュラEの開催に相応しい環境と言えるだろう。しかし、三亜は美しい景観を持つだけでなく電動モビリティの普及に向けて努力を続けており、その結果、中国のどの都市よりも空気がきれいであるとされているんだ」

■2018/19年ABBフォーミュラE選手権 暫定スケジュール
RoundDateCityCountry12018/12/15ディルイーヤサウジアラビア22019/1/12マラケシュモロッコ32019/1/26TBATBA42019/2/16メキシコシティメキシコ52019/3/10香港中国62019/3/23三亜中国72019/4/13ローマイタリア82019/4/27パリフランス92019/5/11モナコモナコ102019/5/25ベルリンドイツ112019/6/9チューリッヒスイス122019/7/13ニューヨークアメリカ132019/7/14ニューヨークアメリカ