在ウラジオストク日本国総領事館は、電子査証(ビザ)を利用してロシアを訪問する日本人が、電子査証取得の際に氏名の入力を逆に行ってしまうことにより、入国を拒否されるケースが散見されるとして注意を呼びかけている。
ロシアでは2017年8月1日から、アルジェリア、バーレーン、ブルネイ、インド、イラン、カタール、中国、北朝鮮、クウェート、モロッコ、メキシコ、アラブ首長国連邦、オマーン、サウジアラビア、シンガポール、チュニジア、トルコ、日本国民を対象に、ウラジオストク自由港を訪問するために、ロシア外務省のウェブサイトで、一般一次業務、人道、観光ビザ(電子ビザ)を申請の受付を開始した。
在ウラジオストク日本国総領事館ではこの他に、ロシアの電子査証(ビザ)を利用して、沿岸地方を旅行中の日本人男性が、電子ビザの有効期限が過ぎているとして出国できないトラブルが発生していることも明らかにしている。在日ロシア大使館ホームページなどでは、電子ビザの有効期間は「入国日から8日間以内」と記載されているところ、入国日の入国時刻から8日目の同時国内に出国する必要があるとして、出国ができなかったという。このため滞在可能日数は実質上8日未満となる。在ウラジオストク日本国総領事館では、ロシア電子ビザを利用してロシアを訪れる予定で、8日目に出国を計画されている場合は十分注意するよう求めている。