マクロミルは7月3日、「会社員の夏休み」の調査結果を発表した。調査は今年6月にインターネットで実施し、20～59歳の男女1000人から回答を得た。
今年の夏休みの時期を聞くと、最も多いのは「8月（お盆周辺）」で59.5％。次いで「夏休みはない、取得しない」が18.4％となり、以降「時期はまだ分からない」（12.4％）、「8月（お盆周辺以外）」（7.8％）、「7月」（4.7％）、「9月」（4％）と続く。
今年の夏休みの予定を聞くと、「家でゆっくり過ごす」（50％）と「お出かけ・旅行」（49.1％）が多かった。3位以降「帰省」（32.8％）、「墓参り」（27％）、「家族団らん」（26.7％）、「ショッピング」（25.3％）と続く。中には「仕事をする」と言う人も3％はいた。
お土産は「『休みを頂きありがとうございます』の意味を込めて買う」という人も
「家でゆっくり過ごす」と回答した人に具体的に何をしたいか聞くと、1位は「たっぷり睡眠を取る」（63.6％）。以降「TV番組を見る」（56.1％）、「隅々まで掃除・部屋の片付けをする」（32.9％）、「読書する」（26.6％）などが続く。
「お出かけ・旅行」をする人に内容を聞くと、「国内旅行（泊まり）」（59.7％）が最も多く、「海外旅行」は13.5％に留まった。また職場の上司や同僚へのお土産は「買わない」が60.5％となった。理由としては、
「プライベートと仕事は分けたいから」（23歳、男性）
「夏バテしたときに『夏休みに遊んだ』と思われて評価が下がるから、余計なことはしない」（36歳、女性）
などの他、「お互いに気を使うので、やめている」（53歳、男性）という声も上がっている。一方、買う人（39.5％）からは、
「いつもお世話になっているし喜ぶ顔が見たいから」（32歳、女性）
「自分が休みでも他の人は仕事なので、『休みを頂きありがとうございます』の意味を込めて買います」（28歳、女性）
「周りの人が買ってくるので、私だけ買って行かないわけにもいかないから」（38歳、女性）
などの声があがっている。ちなみに予算は、「1000～2000円」（40.7％）が最多となった。
社会人の夏季休暇、土日含んで「5日」が最多、理想の夏休みは「7日」
夏休みの時期が分かっている人に、土日祝を含め何連休の予定かを聞くと、1位は「5日」（24.9日）で、2位は「9日」（15.8％）。以降、「6日」（10.8％）、「4日」（9.1％）、「3日」「7日」（計7.2％）、「10日」（5.5％）と続く。また「連休日数はまだわからない」（12％）という人もいた。
理想の夏休みの連休日数を聞くと、上位2位は「7日」（24.8％）、「10日」（19.4％）となっているが、3位は「5日」（15.6％）。以降、「9日」（10.1％）、「11日以上」（5.7％）、「3日」（5.2％）となった。最大日数は50日だったが、遠慮しているのかほとんどの人が10日以内だった。
ちなみに自分の夏休みの日程が確定するのは「6月以前」（35.8％）が最多。しかし2位以降「7月下旬頃」（18.8％）、「7月上旬頃」（13.9％）、「8月上旬頃」（10.7％）と続き、中々分からないという人も多いようだ。
