香港に拠点を置くKCMGは7月3日、マカオで11月15~18日に開催される『マカオFIA GTワールドカップ』に3台のニッサンGT-RニスモGT3で参戦することを発表した。
マカオのギア・サーキットを舞台に行われるGTワールドカップは、FIA GT3メーカーが一同に介し世界一を決するレース。2017年はホンダがNSX GT3を投入したほか、ドイツの主要GT3メーカーがワークスドライバーを擁して参戦するなど、年々争いが激化している。
そんなGTワールドカップに参戦するKCMGは今年、ニッサン/ニスモのGT3オフィシャルパートナーチームとしてブランパンGTシリーズ・アジアに参戦しており、7月1日に行われた鈴鹿ラウンドのレース2では2位フィニッシュを飾っている。
そんなKCMGはニッサンGT-RニスモGT3の2018年モデルを3台、マカオGTワールドカップに投入し勝利を狙う。
KCMGの土居隆二監督は「マカオFIA GTワールドカップにエントリーをすることができ嬉しく思う」とし、以下のように続ける。
「我々はすでにFIA GTワールドカップのプロフェッショナリズムをパドックで目の当たりにしているし、ブランパンGTシリーズ・アジアに参戦しているいくつかのチームとのレース経験もある。この素晴らしいレースでニスモとともに勝利を手にしたい」
なお、現時点でドライバーラインアップは発表されていない。