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『トヨタ86』にエントリースポーツモデルの“GR SPORT”が登場

2018年07月03日 14:31  AUTOSPORT web

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86GR SPORT(ピュアレッド)
トヨタは人気のFRスポーツクーペ『86』にスポーツブランド“GR”のエントリーモデルにあたる『GR SPORT』を新設定し、7月2日より全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店で販売を開始した。

 国内最大規模で行われているワンメイクレース、86/BRZ Raceの競技車や、スーパー耐久シリーズ、スーパーGT300クラスに参戦するマシンのベースとしてモータースポーツの世界でも馴染みの深いトヨタ86。

 トヨタはこれまでに、この人気スポーツモデルの走りを最大まで高めた究極のスポーツモデルとして86GRMNを100台限定発売し、2017年秋よりGRMNが持つ走りのエッセンスを注ぎ込んだスポーツモデル86GRを発売している。

 今回発売されることとなった『86GR SPORT』はエントリースポーツモデルでありながら、その内外装には本格スポーツモデルである86GR用に開発された専用スポイラーや、専用コンビネーションメーターといったスポーティーで機能的な装備を継承。また、リヤサスペンションメンバーにブレースを追加することで車体剛性を向上させ、クルマを自在に操れる走りの楽しさと上質な乗り心地を両立させているという。

 さらにトランスミッションは6速マニュアルに加えて6速オートマチックが選択可能となっており、所有者のライフスタイルに合わせた走りを楽しむことができる。カラーバリエーションはクリスタルホワイトパール、クリスタルブラックシリカ、ピュアレッドの3色が用意され、価格はMT車が378万円(税込)、AT車は384万6980円(税込)となっている。

 86GR SPORTの発売にあわせ、トヨタはGR/GR SPORTの専用パーツから好みのパーツを選び、86標準車を自分仕様のスポーツモデルへとカスタマイズできる『GR PARTS』の販売を同じく7月2日から開始。

 今回設定されたのはGRフロントスポイラー、GRリヤスポイラー、GR小径本革巻き3本スポークステアリングホイール、GRスタートスイッチなどの内外装品と、モータースポーツを楽しむユーザー向けに開発されたGR T-Connectナビの5種類だ。

 このほかにGRアルミホイール、GRアルミホイール&ブレーキセットやGRフロントステアリングラックブレース、GRリヤサスペンションメンバーブレースなどがあわせてアナウンスされているが、こちらは10月末の販売予定となっている。

86GR SPORT車輌情報:https://toyota.jp/86/grade/gr_sport/