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F1第10戦イギリスGP全20人のタイヤ選択:トロロッソ・ホンダはソフトを最多の10セット投入

2018年07月03日 13:51  AUTOSPORT web

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ルイス・ハミルトン
ピレリはF1第10戦イギリスGPで使用する各チームのタイヤセットを発表した。

 今回ピレリが持ち込むタイヤは、イエロー・ソフト、ホワイト・ミディアムと、今季初登場となるアイスブルー・ハードの3種類。各チームは13セットのうち10セットを自由に選ぶことができる。

 レッドブルのふたり、バルテリ・ボッタス、セルゲイ・シロトキン、ニコ・ヒュルケンベルグがハードを2セット選択。それ以外のドライバーはハードを1セットのみチョイスしており、全チームソフトよりの選択となっている。

 トロロッソ・ホンダとルノーはソフトを最多の10セットチョイス。また、レッドブルはダニエル・リカルドがソフトを8セット選択しているのに対し、マックス・フェルスタッペンはソフトを最少の7セット選択し、チーム内で最も柔らかいコンパウンドの本数を分けている。

 ピレリカーレーシングの責任者、マリオ・イゾラは「シルバーストーンは5G以上のコーナリングを要するコースで、タイヤにとっては非常にチャレンジングだ」とし、以下のように続ける。

「このため我々はハードタイヤをデビューさせることに決めた。しかし、今年はコンパウンドが1段階柔らかくなっており、昨年と同等のコンパウンドとなる。また、舗装が新しくなっており、昨年よりさらに速いタイムが期待される」

「しかし、イギリスの天気は変わりやすく、晴れることもあれば大雨が降ることもあり、チームは対策をする必要がある」