フォーミュラEに参戦するテチーターは、スーパーフォーミュラで活躍するジェームス・ロシターを開発ドライバーとして起用することを発表した。
2017/2018シーズンも残すところニューヨークでの2戦を残すのみとなったフォーミュラE。ジャン-エリック・ベルニュとアンドレ・ロッテラーを起用し第4シーズンで躍進を見せているテチーター。ベルニュはランキング1位でチャンピオンに王手をかけ、ロッテラーも初参戦ながら2度の表彰台を獲得している。
チームランキングでもトップにつけるテチーターは、来季に向けてロシターを開発ドライバーとして起用することを明らかにした。
ホンダF1のテストドライバーを務め、2013年からは日本を主戦場にしているロシター。今シーズンは、全日本スーパーフォーミュラ選手権にトムスから参戦し、スポットでスーパーGTにも出場している。
2017年にベルリンで初めてフォーミュラEマシンをドライブしたロシターは、1月に行われたフォーミュラEのルーキーテストでもテチーターから参加している。
「開発ドライバーとしてテチーターの一員になれることにとても興奮している。フォーミュラは本当にエキサイティングな空間であり、そこでチャンピオンになりたいということを隠すことはないよね」
「まだスーパーフォーミュラを戦っているから、チャンピオンシップリーダーの開発ドライバーになるのは、完璧な解決策だった」とロシター。
テチーターのチーム代表を務めるマーク・プレストンは、「ジェームスをテチーターに迎え入れることはとてもうれしい。フォーミュラ1やスーパーフォーミュラでの豊富な経験を持っており、今年初めのマラケシュでのルーキーテストでは本当に感銘を受けた」
「ジェームスの経験が我々の発展を助けてくれることだろう。費用は毎シーズン高くなっていて、チームとして成長している。我々の名簿には新たな才能を追加していくだろう。ジェームスの加入は第1弾の発表だ」とコメントしている。