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教師の性的な動画流出のデマで女子生徒が自殺、映画『飢えたライオン』

2018年07月03日 11:41  CINRA.NET

CINRA.NET

『飢えたライオン』フライヤービジュアル ©2017TheHungryLion
映画『飢えたライオン』が9月15日から東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開される。

大阪2児餓死事件をもとにした『子宮に沈める』の監督・緒方貴臣の最新作となる同作は、フェイクニュース、それらを拡散させるSNS、座間9遺体事件で表面化した若年層の自殺、リベンジポルノといった現代社会の歪みを描いた作品。児童ポルノ禁止法違反の容疑で担任が逮捕され、その相手が18歳の杉本瞳だというデマが事実のように広がり、追いつめられた瞳は自殺するが、そのことがマスコミの餌食となり報道が加熱していくというあらすじだ。

主人公の瞳役に松林うらら、その恋人・藤川ヒロキ役に水石亜飛夢、瞳の母・裕子役に筒井真理子、校長役に竹中直人がキャスティング。あわせてティザービジュアルと特報が公開された。ティザービジュアルには「覗き見の、快感。」というキャッチコピーと共に、スマートフォンを掲げる生徒たちの姿が写し出されている。