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ストライプがオンワードとパートナーシップ締結、相互出店へ

2018年07月03日 11:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ストライプデパートメント Image by: ストライプインターナショナル
ストライプインターナショナル(以下、ストライプ)とオンワードホールディングス(以下、オンワード)が7月3日、ブランドメーカー同士の戦略的なパートナーシップを開始することを発表した。

 今回のパートナーシップにより、ショッピングセンター流通やF1層(20歳~34歳)の顧客を主力とするストライプと、百貨店流通やF2層(35歳~49 歳)の顧客を主力とするオンワードがそれぞれ培ってきた強みを活かし、AIやIoTなど新しいテクノロジーの共同利用を推進。オムニチャネル時代に適応した新しいビジネスモデルの開発を目指す。
 第1弾として、「ストライプデパートメント」と「オンワード・クローゼット」といった両社が運営するECモールに基幹ブランドを相互出店。ストライプは「アース ミュージック&エコロジー(earth music&ecology)」や「コエ(koe)」を、オンワードは「23 区」や「組曲」などのブランドを9月上旬から出店する。
 百貨店やショッピングセンターなどに展開しているリアル店舗では、集客力や販売力の強化を目的に、両社のビジネス基盤を活用した共同店舗開発や相互送客などの取り組みを推進。このほか、ストライプの強みである商品企画力やマーケティング力、オンワードの強みであるグローバルな企画生産プラットフォームの活用などを通じて、両社の商品力の強化に向けた共同マーチャンダイジングを行う。将来的には、必要に応じたジョイントベンチャーの構築も視野に入れ、両社の戦略的パートナーシップを強化していくという。