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マクラーレンMP4-13が20年ぶりに鈴鹿へ。F1日本GPでハッキネンがドライブ

2018年07月02日 17:31  AUTOSPORT web

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1998年の日本GPを制したミカ・ハッキネンとマクラーレンMP4-13
10月4~8日にF1第17戦日本グランプリを開催する鈴鹿サーキットは7月2日、第30回記念大会として行われる同グランプリ内で実施するデモンストレーションラン“Legend F1 30th Anniversary Lap”に1998年シーズンのチャンピオンマシン『マクラーレンMP4-13』が登場すると発表した。

 Legend F1 30th Anniversaly Lapは2018年で開催30回目を迎える鈴鹿サーキットが、過去の大会で強いインパクトを残したマシン、ならびにドライバーをゲストとして招き、昔懐かしいF1マシンのフォルムや大迫力のエンジンサウンドを訪れたファンに楽しんでもらうもの。

 走行するマシンはロータス100T、マクラーレンMP4/6、フェラーリ412T2、フェラーリF2005、フェラーリF10の5台が先行アナウンスされており、これに先月、フェラーリF187、ベネトンB189、ラルースLC90、ティレル019の4台が追加発表されている。

 これらのレジェンドマシンをドライブするのは、ジャン・アレジやミカ・ハッキネン、フェリペ・マッサをはじめ、中嶋悟、鈴木亜久里、片山右京、佐藤琢磨、中嶋一貴という豪華面々だ。

 そんなイベントに登場する10台目のマシンとして今回登場が決定したマクラーレンMP4-13は、1998年の最終戦日本GPでハッキネンがドライブして優勝を飾っただけでなく、自身初のシリーズチャンピオンと、マクラーレンに1991年以来のマニュファクチャラーズタイトルをもたらしたチャンピオンマシン。

 このマシンはドイツで動態保管されているが、今秋の日本グランプリでのデモランのために海を超え鈴鹿へやってくるという。イベントでは当時のドライバーであるハッキネンによって、20年ぶりに鈴鹿サーキットを走ることになる。

 Legend F1 30th Anniversary Lapの詳細スケジュールは現時点で発表されていないが、10月5日(金)に15分間のチェック走行、翌6日(土)は1台ずつ各3ラップを走る“スペシャルステージデモンストレーション”が実施される予定だ。また決勝日の7日(日)には15分間のデモンストレーションラップが行われることが明らかにされている。