2018年F1オーストリアGP決勝で、ハースF1のロマン・グロージャンは4位、ケビン・マグヌッセンは5位だった。グロージャンにとってはこれが今シーズン初入賞だった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=4位
チーム全体にとって、素晴らしい日になった。4位と5位でフィニッシュという好成績は、僕たち全員にふさわしいものだ。しかも、チームとしてちょうど50戦目だったからね。みんなのためにも、本当に良かったと思う。
この週末を通じて、信じられないほどいい仕事をした。レースではメルセデス勢がリタイアするという幸運もあったが、素晴らしい週末だったことは間違いないし、ここからさらに進歩していけるはずだ。
まだあちこちに改善できることがあるのは確かだ。けれども、僕らはあのタイヤでのロングスティントをうまくやり遂げた。最後の20周ほどは厳しかった。リヤにブリスターができていて、いまにもバーストするんじゃないかとヒヤヒヤだったんだ。でも、何とか頑張って4位と5位でフィニッシュできたから、とにかくうれしいよ。
ケビン・マグヌッセン 決勝=5位
とてもいい週末をすごせた。トップ5にチャレンジするなんて、予想していなかったからね。2台が揃ってトップ5に入ったのは、チームの素晴らしい仕事のおかげだ。このチーム全体を心から誇りに思うよ。
僕はタイヤのブリスターに苦しめられた。ソフトで走ったスティントの間はずっとだ。それもかなりひどいブリスターで、ペースをコントロールすると後ろからプレッシャーをかけられ、またプッシュしなければならなかったりしたけど、いいレースができたと思う。
この週末、僕らは優れたクルマを手にしていることを証明した。実際のところ、それはこの週末だけのことではなく、シーズンの開幕からずっと、このクルマには競争力があることを示してきたんだ。ぜひともこの調子を維持していきたい。