2018年F1オーストリアGP決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、エキゾーストのクラックによりギヤボックスがダメージを受け、リタイアした。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=リタイア
今日のレースがこんな結末を迎えてしまい、本当にがっかりだ。一時は1-2フィニッシュを達成できそうだったのに。ソフトタイヤを装着した途端に、そのタイヤでは戦えないと感じた。キミ(・ライコネン)を抜くことはできたが、その後、ギャップを広げられなかったし、タイヤがだめになっていった。それでピットインしなければならなくなり、表彰台争いから脱落したんだ。その後、おそらくエキゾーストが破損し、僕のレースは終わった。バックストレートで異常を感じ、なんとかできないかと試みたけれど、結局マシンを止めるしかなかった。
でも、今日はレッドブルにとっていい日になったから、そのことは僕もうれしい。チーム、レッドブルブランド、スタッフ、そしてマックス(・フェルスタッペン)にとって素晴らしいことだ。ここには彼のファンが大勢来ているからね。(オーナーのディートリッヒ・)マテシッツさんがどれだけうれしいか、僕にも分かる。僕はついてなかったけれど、チームとオーストリア、そしてマックスにとっては最高の一日だった。今日は皆、お祝いだね。僕は今日誕生日だけど、あまりそれを祝う気分じゃない。でもやっぱり、涙を止めるためにコニャックでも飲もうかな。