2018年F1オーストリアGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーはリタイアを喫した。
ハートレーは予選19番手だったため、チームは戦略的な判断により決勝前にパワーユニットのコンポーネントを交換した。5基目のICE(エンジン)、ターボチャージャー、MGU-H、4基目のMGU-Kを使用、グリッド最後尾への降格ペナルティを受けたが、フェルナンド・アロンソがピットスタートとなったため、19番グリッドからスタートすることになった。
スーパーソフトタイヤでスタートしたハートレーは、序盤のバーチャルセーフティカー導入の際にステイアウトし、一時10番手までポジションを上げたが、54周目に車体のトラブルによりスローダウンしストップ。その場でリタイアした。詳細なリタイア原因は決勝日時点では公式には明かされていない。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ブレンドン・ハートレー 決勝=リタイア
予選の後、エアロバランスを少し変更したら、今日はマシンの感触がとても良くなった。
レース序盤、近くを走るザウバー勢よりも苦労していたが、タイヤが古くなるにつれて、マシンのパフォーマンスが良くなり、強さが増してきた。
今日はポイントを取るのは難しいと分かっていたけれど、バトルをしていた(マーカス・)エリクソンが9位(注:実際には10位)でフィニッシュしたのを見ると、少し残念な気持ちになる。
今日はタイヤをとてもうまく使えていた。でもマシンのリヤの方で何かが壊れてしまった。リヤの方で振動があったので、最初はタイヤのパンクかと思ったけれど、実際どういう問題が起きたのか、今のところ僕は知らない。今夜原因を調査して、来週のシルバーストンにはもっと力をつけて臨みたい。