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FIA F2第6戦オーストリア レース2:2番手スタートの牧野が6位入賞。福住はポイント獲得ならず

2018年07月01日 19:11  AUTOSPORT web

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FIA F2第6戦オーストリア レース2 スタートシーン
7月1日(日)、オーストリアのレッドブルリンクでFIA F2第6戦レース2が開催されアルテム・マルケロフ(ロシアンタイム)が優勝。日本の福住仁嶺(アーデン)は9位、牧野任祐(ロシアンタイム)は6位だった。

 スプリントレースとして行われるレース2の周回数は28周、タイヤ交換の義務はない。

 福住は9番グリッド、レース1で7位フィニッシュを果たした牧野は2番グリッドからスタートする。牧野のチームメイトであるマルケロフがポールポジションからのスタートとなる。5番手スタートのロベルト・メリ(MPモータースポーツ)はトラブルによりピットスタートを強いられた。

 ポールスタートのマルケロフがホールショットを奪う。福住は8番手、牧野は2番手でオープニングラップを終える。

 レース1でポール・トゥ・ウインを飾ったジョージ・ラッセル(ART)は、1周目の1コーナーでランド・ノリス(カーリン)を交わし、オープニングラップを6番手で終えた。

 ラッセルの勢いは止まらず、アレキサンダー・アルボン(ダムス)とアントニオ・フォコ(チャロウズ)を次々にオーバーテイク、4周目にはセルジオ・セッテ・カマラ(カーリン)を交わし、早くも表彰台圏内の3番手につけた。

 順調に2番手を走行していた牧野は7周目、ラッセルに交わされ3番手に後退する。

 レース中盤は順位変動がなく膠着状態が続く。そんななか牧野はコンスタントに周回を重ね、後続のマシンをDRS圏外に追いやる走りを披露した。

 19周目、徐々にペースの落ちてきた牧野はセッテ・カマラに交わされて4番手に後退。また、21周目にはフォコの先行を許し、5番手となる。

 ペースの上がらない牧野は23周目、アレキサンダー・アルボン(ダムス)にパスされ6番手に後退した。

 一方の福住は26周目、ニコラス・ラティフィ(ダムス)にパスされポイント圏外の9番手に転落する。

 レースはマルケロフが一度もトップを譲ること無くポール・トゥ・ウイン、今シーズン3勝目を飾る。8番手スタートのラッセルが2位につけポイントリーダーに躍り出た。3位にはセッテ・カマラが入った。

 序盤、表彰台圏内を走行していた牧野は6位、福住は9位フィニッシュでポイント獲得は叶わなかった。

 FIA F2第7戦は7月6~7月8日、イギリスのシルバストーン・サーキットで開催される。

■FIA F2第6戦オーストリア レース2 順位結果

PosNoDriverTeamTime/Gap11A.マルケロフロシアンタイム36'41.95028G.ラッセルART5.600318S.セッテ・カマラカーリン8.543421A.フォコチャロウズ17.18855A.アルボンダムス17.92562牧野任祐ロシアンタイム22.580717S.フェルッチトライデント24.58886N.ラティフィダムス27.286912福住仁嶺アーデン28.0461016A.マイニトライデント28.6651119L.ノリスカーリン30.1901211M.ギュンターアーデン30.8001314L.ギオットカンポス32.189144N.デ・フリースプレマ・レーシング32.9531510R.ボシュングMPモータースポーツ36.952169R.メリMPモータースポーツ38.8951715R.ニッサニーカンポス44.100187J.エイトケンART44.249NC20L.デルトラズチャロウズDNFNC3S.ゲラエルプレマ・レーシングDNF