2018年F1オーストリアGPの金曜、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1=10番手/2=9番手だった。
FP2でガスリーは縁石にヒット、トラックロッドに不具合が発生し、最終コーナーでコースオフしてマシンをとめた。しかし迅速な修復作業により、ガスリーはセッション終盤でコースに復帰した。
この日、ガスリーはスペインで使用したPUで走行したが、土曜には使用済みの最新仕様のPUに交換する予定。また、チームはこの日、ブレンドン・ハートレーのマシンで新エアロパッケージをテストした結果、土曜FP3からは2台にこれを搭載する予定だと述べている。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ピエール・ガスリー フリー走行1=10番手/2=9番手
シュピールベルクでの初日はポジティブな一日だった。両セッションでトップ10入りできたし、マシンの感触がとてもよかった。この勢いを明日の予選でも保ちたいね。
でも慎重に作業を進めていく必要がある。フランスGPでは金曜はとても速かったのに、その後、状況が変わってしまった。だから今回は着実に改善を進めていかなければならない。ここは1周が短いために、各車のタイム差がとても小さいからね。
FP2では態勢を崩し、マシンがダメージを負ってしまった。でもメカニックたちが素晴らしい仕事をして、あっという間にマシンを直してくれて、おかげでセッションが終わる前にコースに戻ることができた。
いい初日だったし、明日にはさらにパフォーマンスを改善するため、引き続きチームと一緒に作業に取り組んでいく。
(高い縁石を乗り越えてサスペンションを壊したことについてCrash.netに語り)今日僕らは(フロントウイングの他に)ノーズも3つ壊した。縁石を使うことでタイムを縮められる。それが分かっていれば、ドライバーは使いたいと思うものだ。でも、あそこの縁石に乗るとフロントウイングの下の方を傷つけてしまう。(F1レースディレクターの)チャーリー(・ホワイティング)からは、フロントウイングを頑丈にするよう言われた。現状、僕らにはやれることはない。