トップへ

パリス・ジャクソン、祖父の死に沈痛「言葉では表現できぬほど愛してる」

2018年06月30日 05:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「夢に現れて!」と願うパリス(画像は『Paris-Michael K. Jackalope 2018年4月9日付Instagram「@dailyfrontrow @itsjeremyscott @moschino」』のスクリーンショット)
最愛の父マイケル・ジャクソン(享年50)とは決して良い関係ではなかったとされる祖父ジョー・ジャクソン氏が、89年の人生を終える瞬間に立ちあったパリス・ジャクソン(20)。旅立つ祖父の手の写真をインスタグラムにアップしたパリスは、祖父への感謝の気持ちを込め「愛してる。早く夢の中で会いましょう」と別れの言葉を綴った。

がんを患い、「もう手の施しようがない」としてホスピスに移され最期の瞬間を待つしかなかったとされるジョー・ジャクソン氏。妻キャサリンさんをはじめとする家族との関係はあまり良くないと報じられていたが、別居していたとはいえキャサリンさんは余命いくばくもない夫のもとへ。また孫パリス・ジャクソンも祖父のいるホスピスに向かい、最期の瞬間を見守った。そのパリスがインスタグラムにジョー氏の写真を数点アップし、このように記した。

「おじいちゃんの最期の瞬間を共有できて、何より幸運だと思った。おじいちゃんにお別れを言う前に言わなくちゃならないことを言えたんだもの、とても恵まれていたわ。おじいちゃんのもとに駆けつけた人は、みんなお祖父ちゃんを愛し、尊敬し、すごく誇りに思っていたのよ。おじいちゃんのこと、おじいちゃんの子どもであること、そして孫やひ孫であることもね。」

父とジョー氏の関係が決して良くはなかったと知らぬはずもないパリスだが、多くの子ども達をスターに育てたジョー氏に対し、深い感謝の気持ちは確かに持っていたようだ。

「だっておじいちゃんがいなければ、今のような立場からはほど遠かったはずよ。そう、全員がね。おじいちゃんのように強い男性は知らないわ。おじいちゃんの仕事は歴史に残るものよ。おじいちゃん自身もそう。最も偉大な家長として歴史に名をのこすでしょう。」
「おじいちゃんと過ごしたすべての瞬間を、私は死ぬまでずっと大事にする。とりわけ一緒に過ごせた最期の瞬間を大事に覚えておくからね。おじいちゃんの手を握ることができたこと。おじいちゃんと横になって抱きしめたこと。おじいちゃんのほっぺや額にキスできたこと。そういった瞬間は、おじいちゃんが知る以上に私にとっては大事な時間だったのよ。」
「小さい時におじいちゃんに貰ったアドバイスを口にしたら、おじいちゃんの目はパッと輝いた。パパから聞いたおじいちゃんの話もできたわ。それに冗談を言ったら、おじいちゃんは笑ってくれたね。」
「約束してくれたよね。私に会いに来てくれるって。私もおじいちゃんに約束したわ。おじいちゃんが忘れられないように、何度も何度もおじいちゃんの話をするよって。」
「おじいちゃん、愛してる。すごくすごく愛していて言葉では表現できないくらいよ。とても感謝しています。これからもずっとね。みんなその気持ちは同じなの。全てに感謝します。」

愛する孫に寄り添われ、最期の瞬間までジャクソン家の家長として生きたジョー氏。マイケルは彼の厳しい躾に苦悩したとされているが、パリスのメッセージからはマイケルの父に対する愛情もうかがい知ることができる。こんなにも思いやり溢れるパリスを育てたマイケルは、ミュージシャンとしてだけでなく父としても立派な人だったようだ。

画像は『Paris-Michael K. Jackalope 2018年4月9日付Instagram「@dailyfrontrow @itsjeremyscott @moschino」、2018年6月28日付Instagram「RIP The HAWK. Joseph Jackson.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)