映画『The Nun』が『死霊館のシスター』の邦題で9月21日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開される。
実際にあった心霊現象を映画化した『死霊館』シリーズの最新作となる同作は、1952年のルーマニアを舞台に、同シリーズの始まりとなる事件を描いたもの。あるシスターの死の真相を探るべく修道院に派遣されたバーク神父と見習いシスターのアイリーンが、修道院に隠された秘密や悪魔のシスター・ヴァラクと対峙する、というあらすじだ。
主人公のアイリーン役に『死霊館』シリーズでロレイン・ウォーレンを演じたヴェラ・ファーミガの妹タイッサ・ファーミガ、バーク神父役に『明日を継ぐために』『エイリアン:コヴェナント』のデミアン・ビチルがキャスティング。製作は『死霊館』の生みの親であるジェームズ・ワン、脚本は『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』や『死霊館』に連なる『アナベル』シリーズのゲイリー・ダウバーマンが担当した。メガホンを取ったのは『ザ・ハロウ/侵蝕』のコリン・ハーディ。
あわせて特報映像と場面写真が公開。アイリーンの「幼い頃、繰り返し同じ夢を見ていました」という言葉や、「神の終わり」と刻まれた文字を松明で照らす場面、暗闇に覆われた廊下を歩くアイリーンの背後に謎の影が現れて「そっちに行ってはいけない…」と囁くシーンなど確認できる。また場面写真ではランプを手に修道院内を歩くシスターの姿が写し出されている。