MotoGP第8戦オランダGP開幕を控え、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)がその意気込みを語った。前戦カタルーニャGPで喫した初の転倒リタイアからのばん回を誓う。
6月29日~7月1日にオランダのTTサーキット・アッセン(サーキット・ファン・ドレンテ)で行われるMotoGP第8戦。中上はこの地で、Moto2クラスに参戦していた2016年にMoto2初優勝を飾り、2017年は3位表彰台獲得と好成績を残している。
前戦カタルーニャGPでは転倒リタイアを喫し、第6戦イタリアGPから2戦連続でポイント圏内フィニッシュを逃しているだけに、今大会で巻き返しをねらいたいところ。中上自身も「今回のレースでは、ぜひともいいリザルトを獲得したい」と語る。
「このコースにはいい思い出があり、昨年(2017年)は表彰台を獲得、一昨年の2016年には優勝を達成した場所です。僕のライディングスタイルとも合っているので、必ず前回のモンメロ(第7戦カタルーニャGP)の雪辱を果たしてみせるつもりです」
前戦カタルーニャGPでは初の予選Q2進出。初日、2日目と決勝に向けたセットアップを進め予選でも結果を出した。一戦ごとに最高峰クラスのレースウイークの進め方や、MotoGPマシンのセットアップになじんできているようだ。
「今回は週末を通して天気が良さそうなので、いいレースウイークになりそうです。フリー走行1回目ではタイムを詰めるのに少し時間がかかるかもしれませんが、一歩一歩確実に前進をしながら、フリー走行2回目、3回目でしっかりとセットアップを進めて決勝への準備を進めていきます」
相性のいいオランダGPで、中上が上位進出を目指す。