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マチュー・カソヴィッツが中年ボクサー役を熱演 『負け犬の美学』10月公開

2018年06月29日 12:02  リアルサウンド

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 第30回東京国際映画祭で『スパーリング・パートナー』として上映された映画『Sparring(原題)』が、『負け犬の美学』の邦題で10月12日に公開されることが決定した。


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 本作は、監督作『憎しみ』で第48回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞し、『アメリ』ではヒロインが恋する相手を演じるなど、マルチな才能で幅広く活躍するマチュー・カソヴィッツが主演を務めた人間ドラマ。40代半ばを迎え盛りをすぎた中年ボクサーのスティーブが、ピアノを習ってパリの学校に行きたいという娘の夢を叶えたい一心で、誰もが敬遠する欧州チャンピオンのスパーリングパートナーになることを決意し、最後の大勝負に出る模様を描き出す。


 カソヴィッツが、本格的にボクシングに入れ込み、家族のために体を張るボクサー役を熱演。また、元WBA世界王者のムバイエが、主人公スティーブがスパーリングパートナーを務めるタレク役を演じ、新星ビリー・ブレインがスティーブの娘オロール役に扮する。


 あわせて公開されたポスタービジュアルでは、タイトルの間にファイティングポーズをとるスティーブの姿が描かれ、その横には「人生を踊れ!」のコピーが添えられている。(リアルサウンド編集部)