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水谷果穂、新作発売記念イベントで今後の抱負を語る 「みなさんの背中を押せるように歌いたい」

2018年06月28日 13:41  リアルサウンド

リアルサウンド

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 水谷果穂が、6月27日に2ndシングル『君のステージへ』の発売を記念し、東京・HMV&BOOKS TOKYO(渋谷MODI)にてミニライブを行った。


 水谷果穂は、先日最終回を迎えたTBS日曜劇場『ブラックペアン』(宮元 亜由美 役)や、日本テレビ系『Going! Sports&News』キャスターなど、映画やドラマをはじめとした多方面で活躍中の女優・歌手。2017年7月に主演短編映画『明日、アリゼの浜辺で』の主題歌「青い涙」を歌唱し、デビューを果たした。今作の表題曲の「君のステージへ」は、テレビアニメ『若おかみは小学生!』(テレビ東京系)の主題歌として現在オンエア中だ。


 水谷果穂はステージに姿を現すと、集まったファンに感謝を述べ、デビュー曲「青い涙」を歌唱。彼女の歌声は落ち着いた印象で、どこか懐かしい感触を持ち合わせている。清涼感あるミドルテンポな楽曲を、言葉ひとつひとつをクリアに届かせるよう、丁寧に歌い上げた。


 歌い終わると、水谷は「ちょっと緊張しちゃった」と言って会場を和ませ、「君のステージへ」について「大切に思っている家族や友達が頑張っている姿を想像して、私がその人たちの後押しができたらいいなという気持ちで歌っています。今日はここにきているみなさんの背中を押せるように歌いたいと思っています!」と宣言。ファンとの会話を楽しみながら、あらためて「自分自身にもあてはまる曲で、自分でも励まされることが多い」と、楽曲について語った。


 そしていよいよ「君のステージへ」の歌唱に。観客の手拍子にあわせて、ゆったりとした始まりからサビに向けてアップテンポになっていく楽曲を、振付もまじえて披露。伸びやかな歌声が心地よく会場全体に響いていった。水谷も歌唱中は笑顔を見せ、楽しそうに歌っている姿が印象的だった。先日リアルサウンドにて公開したインタビューでは、ライブハウスのステージに立ち、観客とのコミュニケーションを通して「自分自身の素を出していく面白さを知った」と話していたが、そんな今の彼女の心境と、「君のステージへ」はよくマッチしている。


 歌唱後の公開取材では、現在開催中の『2018 FIFAワールドカップ ロシア』を見て日々熱狂していることなどを話しながら、今後の歌手活動についても明かした。


 水谷は今後、今回の東京を皮切りに、横浜・名古屋・大阪にて『君のステージへ』の発売を記念したミニライブを開催する。「リリースイベントの場所によって、来てくださるお客さんも変わりますし、歌った時の反応も、去年全国をまわった時にそれぞれ違うことを実感しました。普段のライブよりも近い距離感だからこそのお客さんとのやりとりがすごく楽しみです」と意気込みを語った。


 また、「女優と歌手、両方やりたいという気持ちが強いです。松たか子さんのように、自分で歌って演技もして、主題歌も担当することが理想です」と明かし、「歌手としては以前イベントで大阪城ホールで歌わせていただいて、そのステージに立てたのがすごく楽しかったです。今後、ひとりで埋めれるようになるのが目標です」と、未来への抱負を語り、イベントは終了した。(取材・文=若田悠希)