トップへ

堂本光一、18年ぶりに小型船の操縦に挑戦 周囲への気遣いや爽やかな笑顔も

2018年06月28日 10:21  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 6月8日からスタートした堂本光一出演の新番組『光ちゃん、これやってみない?』(GYAO!)。コンセプトは光一とスタッフが「どんな番組企画をつくろうか?」を考え、とりあえず「やってみる」というもの。


(関連:堂本光一、ステージでのハイパフォーマンスに繋がるトレーニング 番組企画でスタッフに“ドS”発揮


 第3回目は「船舶」前編が配信され、光一が以前取得した船舶免許を生かして小型船を操縦した。


 撮影は朝の9時に行われたが、開口一番「朝が早い」と光一。最近は朝9~10時に寝る、完全夜型生活を送っていることを明かした。


 まずは、今回の企画の説明からスタート。スタッフが「光ちゃん、いくつも資格取ってきたじゃない」と切り出すと、「あなたの番組でね(笑)」と光一。中でも一番大変だったという一級小型船舶免許取得について、当時はドラマの撮影をしながら徹夜したことなどを二人で振り返り、光一は「人生で一番勉強した」と感慨深げに語った。


 スタッフが「久しぶりに乗ってみるのはどう? 光ちゃんすぐ思い出すから」と提案。光一は「離岸……着岸が無理だよね」と渋い表情を浮かべたが、軽いノリで誘うスタッフに「変わってねぇな、昔から」と笑顔を見せた。


 横浜ベイサイドマリーナに到着した一行。いくつもの船を背にした光一は「こうやって見るとテンション上がるよね」と嬉しそうな表情を浮かべた。スタッフの「光ちゃん、ずっと言ってるけど、一隻買ってもらってスタッフと楽しむ」、「光ちゃん行かないときは俺が楽しむ」というむちゃぶりに、「それ、ずっと言ってるよね」と交わす光一。


 ここからはインストラクターが加わり、18年ぶりの操縦に挑戦。まずは船と桟橋を係留するロープの“クリート結び”のおさらいから。光一は「ちょっと、いやー覚えてないな」と手を動かしながら記憶をたどる。


 「覚えてへんわ、何も覚えてへん。ペーパーもいいところやわ」とつぶやきながら乗船。ボートフックでクリートを押し、「こういうとこ原始的だよね」とツッコミを入れながら無事に出航すると、続いて着岸の練習へ。「着岸はやばいよね」と当時の感覚を思い出した様子だ。インストラクターも「離岸よりも着岸の方が難易度が高い」というだけに、光一は「すげー流されるわ」と真剣な眼差しを見せる。着岸までは良かったが、再びクリート結びに失敗し、「やっぱ俺、縄師にはなれへんわ」とジョークをとばした。


 練習を経て、少し広いところまで出航することに。黒い船をみつけると「あれ買ってよ」とねだるスタッフ。機関士と船長が必要だと聞いた光一は、「船長と機関士がいるってことは航海士もいるってこと?」と返すなど、記憶が戻ってきた様子だ。


 この日の海はうねりが強く、光一はカメラマンに「気をつけてね、ほんとに」と声をかけ、操縦しながらもやさしい気遣いをみせた。


 順調に操縦を続け、東京湾へ出るとさらにスピードアップ。「楽しいね、やっぱ!」と爽やかな笑顔を浮かべ、久しぶりの外海を体験だったが、船酔いをしないと言い、「逆にむしろ気持ちいいと思っちゃう」と明かした。


 18年ぶりの操縦を終え、「どっと疲れたね」と漏らしていた光一だが、スタッフ、インストラクターからも「センスがいい」と褒められていた。


 冷静沈着な操縦姿は全くブランクを感じさせなかった。笑顔で操縦を楽しみながら、時折みせる周囲への気遣い……素敵な光一が堪能できる20分。


 番組の最後、「気持ちいい思いをさせてもらったから」と帰りたがる光一をスタッフが引き止める。予告では何やらしっとりと語っている様子も映し出されていたが、どんなエピソードが聞けるのか、後編が待ち遠しい。(柚月裕実)