F1におけるオーバーテイク促進に懸命に取り組むFIAは、今週末のオーストリアGPで、DRSゾーンを3カ所に増やすことを決めた。
追加されるDRSゾーンの位置はターン1の後で、ターン3へのブレーキングゾーンでドライバーがライバルに攻撃を仕掛けられるようにするのが狙いだ。
「オーストリアでDRSゾーンを1カ所追加した」とFIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは述べた。
「3カ所の計測ポイントと3カ所のアクティベーションポイントを設定した。新しいポイントはターン1と3の間だ」
従来のDRSゾーンはターン3の後とスタート/フィニッシュラインのあるストレートに設置されていた。
今年の開幕戦オーストラリアでFIAは初めてDRSゾーンを3カ所設定、カナダでも同様にDRSゾーンを増設した。