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不要な家具を下取り! 豪州Ikeaでパイロット事業「take-back」開始

2018年06月27日 18:02  Techable

Techable

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不要となった家具の処分、あなたはどうしているだろうか。まだ使える状態であれば、粗大ゴミとして処分するのは惜しい気もする…なんてこともあるだろう。

使えるものを捨てるのは環境に優しくない。そうした観点で、オーストラリアのIkea、Tempe店で新パイロット事業が始まった。Ikeaの中古家具を買い取る「take- back」というものだ。
・店で使えるクーポン券に
take-backでは、客が不要となったIkeaの家具の写真を5枚ほど撮って所定の書類とともにメールで送る。すると店側が写真をもとに査定し、買い取り額が提示される。

この買い取りの額は、家具の状態にもよるが、最大、市場価格の半額ほどになるとのこと。買い取りの代金は店で使えるクーポン券として渡される。

そして買い取られた中古の家具は、買い取りの代金と同額で店頭販売されるという仕組みだ。
・運搬サービスも用意
この事業では、大きな家具など、自力で店に運び込めないという人のためにGoGetという運搬サービスも無料で利用できるという配慮もされている。引越しや建て替えでIkeaでそろえた家具を一斉に処分する、という場合にも使えそうだ。

このパイロット事業はIkeaの「持続可能な経済」の取り組みの一環。当面、Tempe店限定のようだが、全世界の店舗に広がってほしいサービスだ。

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