VRが映画館で日本初上映、エヴァンゲリオンなどを先行上映

VAIO、東映、クラフターの3社による共同事業「VRCC（VR Cinema Consortium）」が、日本初となるVR映画の映画館上映「映画館で VR！」を始動する。7月2日から新宿バルト9で先行体験上映が開始される。

　「映画館で VR！」では、既存劇場に無線アンテナとサーバーが設置され、提供されたスタンドアローンVRヘッドセットを装着して鑑賞する。映画館の本格的なスピーカーによる臨場感のある音響環境で鑑賞することで、VR映像への没入感を体験できる。
　初回では、VRと親和性の高いアニメーションコンテンツを製作。2015年「日本アニメ（ーター）見本市」で公開された「evangelion: Another Impact（Confidential）」や、TVアニメ「おそ松さん」の初VR、「夏をやりなおす」といった3作品を上映する。
　3社は、「映画館で VR！」事業を通じて劇場側へ低コストで導入可能な仕組みを構築し、VR映画を消費者に届けるプラットフォームとして機能することを目指す。今後は、アニメーションのほか「呪怨」などのホラー映画、「仮面ライダー」などの特撮作品、音楽ライブ、ドキュメンタリー、長編映画などの展開を予定している。
　なお、コンテンツ発表会にはアイドルグループ「STU48」の石田みなみ、今村美月、田中皓子、土路生優里、薮下楓が登場し、第1弾コンテンツを体験した。
[[https://youtube.owacon.moe/watch?v=D7qIlBqUJJA]]
■「映画館で VR！」日時：2018年7月2日（月）～劇場：新宿バルト9 シアター7チケット料金：1,500円上映時間：約30分（ガイダンス映像含む）