2019年2月から公開される映画『ねことじいちゃん』の追加キャストが発表された。
『岩合光昭の世界ネコ歩き』で知られる写真家・岩合光昭の初監督作となる同作は、ねこまきによる同名漫画が原作。小さな島で飼い猫のタマと共に自由気ままに暮らす70歳の主人公・大吉が、親しい友人の死や自身の体の不調などの変化に直面するというあらすじだ。大吉役を映画初主演となる立川志の輔、都会から島に移住し、カフェを開く女性・美智子役を同作が約3年ぶりの映画出演となる柴咲コウが演じる。
今回出演が明らかになったのは、大吉の親友で猫嫌いの巌役の小林薫、巌の初恋の相手・サチ役の銀粉蝶、島唯一の病院で働く医師・若村健太郎役の柄本佑、大吉の妻・よしえ役の田中裕子、大吉の息子・剛役の山中崇、内村聡役の葉山奨之ら。
撮影は愛知・知多半島の佐久島を中心に行なわれ、4月にクランクアップ。小林は映画について「猫がメインの話なので、動物と人間が絡む映画って大変になるけれど、その分出来上がったら面白そうだなと思って参加しました」とコメント。
銀粉蝶は多数の猫との共演について「最初はお互い緊張していて大変でした。でも、島で撮影していくうちになんとなくうまくいくようになりました」、柄本佑は佐久島での撮影について「島で長い時間をかけて撮影するのが久しぶりで、すごく映画作りの醍醐味を味わいながらできました」と語っている。
また田中裕子は撮影を振り返り「岩合さんが撮られる映像の中で、猫と一緒に。志の輔さんと一緒に。映してもらえるなんて、幸せでした」、山中崇は「主演の志の輔さんと岩合監督によって、どんな化学変化が起きるのかなって僕自身もすごく楽しみ」、葉山奨之は「すごくほっこりする作品だと思うので、家族で見てほしい」とそれぞれコメントを寄せている。
■小林薫のコメント
猫がメインの話なので、動物と人間が絡む映画って大変になるけれど、その分出来上がったら面白そうだなと思って参加しました。どんな作品に仕上がっているのか、出来上がりが楽しみです。
■田中裕子のコメント
岩合さんが撮られる映像の中で、猫と一緒に。志の輔さんと一緒に。映してもらえるなんて、幸せでした。
■柄本佑のコメント
撮影はすごく楽しかったです。島で長い時間をかけて撮影するのが久しぶりで、すごく映画作りの醍醐味を味わいながらできましたね。猫好きなので、猫かわいいなって癒やされました。
■銀粉蝶のコメント
私も大変な猫好きでして、(猫の)みーちゃんとの共演は、最初はお互い緊張していて大変でした。でも、島で撮影していくうちに気心も知れて(笑)仲良くなりました。猫好きじゃない!という方にも見ていただけたら嬉しいですね。
■山中崇のコメント
猫とずっと一緒に芝居するのが初めてで最初は戸惑いましたが、どう動くかわからない面白さはすごく新鮮でした。今まで見たことない映画になっていると思います。主演の志の輔さんと岩合監督によって、どんな化学変化が起きるのか僕自身も楽しみです。
■葉山奨之のコメント
風景や緑や、照明などこだわっていて、その中に自分がいるというのは嬉しかったですね。岩合監督の写真集の中に自分もいるような気持ちで毎回撮影していました。ちっちゃい子から、お年寄りの方々まで幅広い方が、すごくほっこりする作品だと思うので、家族で見てほしいなって思います。